真っ白な世界に、赤い血が流れ、冷たい死の手が自らにも迫り来る――
とある雪山の洋館に、卒業旅行でやってきた不動賢治、北方亜紀、江戸川優の3人。
賢治はこの旅行中、なんとかして思い人・亜紀に告白しようと考えていた。
しかし亜紀はふたりに、とある秘密を抱えていた。
その秘密が暴かれた時から、血生臭い殺人事件が洋館の中で起こり始める。
どうやらこの館には、亜紀以外にもたくさんの秘密が隠れていて、賢治たちはその鍵を知らぬうちに開けてしまったようだ……。
吹雪に閉ざされ、外からの助けは期待できない状況で、果たして賢治は生き残ることができるか。
そして愛しい人を守りきることができるのか――
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不動 賢治 (ふどう けんじ)
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職業:大学生
主人公。今年四年生の大学を卒業する。
性格は明るく、まじめ。見た目もごく普通の青年。
趣味は写真。ただし上手とはけして言えない腕。
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江戸川 優 (えどがわ ゆう)
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職業:大学生
成績優秀、長身痩躯な賢治の幼なじみ。
家も隣同士なので、賢治の “変わった特性” を常に目の当たりにしてきた。
賢治を守るため剣道を始め、今では段位まで持っている。
何をやらせても平均以上には出来てしまう、スーパーウーマン。
とてもモテるが、今のところは彼氏いない歴=年齢。
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北方 亜紀 (きたかた あき)
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職業:大学生
天真爛漫、容姿端麗、才色兼備な大学のアイドル。
優とは親友同士で、とても仲が良い。
性格はおっとりしていて、お嬢様らしく時々抜けたことも言う。
しかし芯はとてもしっかりしていて、案外頑固。
将来は画家を目指している。宮本は親の決めた婚約者。
黒羽館は最後に残された遺産で、母から絶対に誰にも渡すなと言い渡されている。
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宮本 憲弘 (みやもと のりひろ)
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職業:会社経営
親同士が勝手に決めた、亜紀の婚約者。
性格は陰気で、女好き。
実家が大変な資産家で、常に鼻に掛けている。
卒業旅行には無断でついてきており、亜紀を無理矢理手に入れようと、虎視眈々と狙っている。
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司馬 和臣 (しば かずおみ)
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職業:画家
賢治たちが泊まる洋館の現在の管理人兼、画家。変わり者で有名。
美しいものが大好きだが、それ以上に醜いものが好き。
今年52歳になるとは思えない、非常に若々しい姿をしている。
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森 嵐 (もり あらし)
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職業:使用人
洋館に住み込みで働く使用人。
担当業務は主に調理・接待のお供。特に紅茶を煎れるのが抜群にうまい。
白皙の美少年だが、性格は冷徹。
主人の前では完璧な使用人でいるが、仕事を離れると毒舌が吹き出す。
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森 氷雨 (もり ひさめ)
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職業:使用人
嵐とは血の繋がらない姉弟。同じく洋館に住み込んで働いている。
担当業務は主に掃除・洗濯。
引っ込み思案で人見知りが激しいため、裏方仕事ばかりしている。
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黒岩 修三 (くろいわ しゅうぞう)
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職業:実業家
賢治たちと同じく、司馬の館に泊まりに来た旅客だが、観光やスキーを楽しみに来たのではなさそう。
何かにつけて威張り散らしていて、嫌な感じの男。
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坂上 初音 (さかがみ はつね)
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職業:秘書
黒岩修三の秘書。横柄な黒岩とは違い、穏和で優しい人柄。
小綺麗で細身な儚げな印象を与えるが、仕事に対しては真面目で頑○。
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池波 五郎 (いけなみ ごろう)
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職業:ジャーナリスト(自称)
予定通りの旅客ではない。吹雪に往生して館にやってきた。
常に黒いサングラスをしていて、表情は見えない。
身長は高く、髪の毛は金髪。
明らかに外国人なのだが、名前は日本風。
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山岡 留美子 (やまおか るみこ)
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職業:刑事
池波と同じく、吹雪に往生して館にやってきた。自称刑事。
ロングヘアーに、今時それはないだろうとツッコミたい真っ赤なスーツに、ルージュ。
少し時代遅れなファッションセンス。
身長は女性にしては高めで、異様な若作り。
キャリア思考で、人に見下されるのを蛇蝎(だかつ)のように嫌う。
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明石 太栄 (あかし たえ)
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職業:使用人
館に住み込みで働く老婆。
七十代とは思えないほど、足腰がしっかりしている。
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